ゆめにっき

私の気持ち的なオチはあるけど夢にオチはない。












昔遭った変質者に、部屋の近くの道で襲われる夢を見た。

最初は怖さより怒りが先に立って、二度と勝手をさせるもんかと思って、蹴飛ばそうとかするけど脚が上手く上がらなくて、怒鳴ろうとした声も出なくて、だから這いずってすぐそばの家のドアを叩いて、人なんて出てこないって分かってて、でも声が出ないから叩き続けて、そうしたらドアが開いて、見たら出勤する前みたいな格好の黒いスーツの女の人と小さい子どもがいて、その人を見た途端に私は、「助けて下さい」って、全身全霊で叫んだ。
助けて、って声に出したのは、例え夢でも初めてだ。
女の人が私と変質者を見て、私が玄関に這い込むのを許してくれて変質者を阻もうとドアを閉めようとして、私は傍にいた小さい子どもに危害が及ばないようにと思って全力でその子を抱き締めてずっと震えてた。

起きたら寝汗びっしょりで、過呼吸気味で、ついでに講義50分前だった。
家を飛び出したらすぐ夢の場所を通って、一瞬怯んだけど、でも私は『助けて下さい』って言えたんだって思って、そのまま通り過ぎた。
急いだら余裕が出来たからスーパーに寄ってパンを買って、そのときレジの女の人が、『これから学校？頑張ってね』って言ってくれた。
その一言にどれだけ感謝したか、伝われば良いと思った。




助けを求めたり、頼ることが苦手です。どうやったらいいのか分からない。
でも、今日の夢で『助けて』って言ったとき、何も考えてなかった。なりふり構わなくなればそう出来るんだろうけど、さすがに普段からそれは恥ずかしいし。
最終手段のやり方は分かったような気がするので、それより前の地点で、ちょっとだけみんなに頼り始めさせてほしい。



さしあたって。
水曜とかにケーキを持って遊びに行ってもいい人、いたら嬉しいな。